親の家の片付けと転倒予防
2020 / 05 / 21 ( Thu ) こんにちは。 前回から少し時間が空いてしまいました・・・(汗) ご高齢のご両親のことを 相談にこられた方のお話の続きです。 現在お元気で生活しておられるのであれば まず「予防」から、とお話ししたのでした。 さて 高齢者にとって予防したいことはいろいろありますね。 家庭内事故予防や転倒予防 病気や認知症の予防 交通災害予防 ウソ電話詐欺に引っかからないことなど 生活のすべてに「予防」は必要 といっても過言ではないでしょう。 その中でも、統計的にとても多い 家の中での転倒予防についてお話ししていきます。 転倒予防のポイント① <ご本人の「生活動線」を確認する。> 実は 高齢者の怪我のほとんどが 住宅など居住場所で起こっています。 日々の移動、たとえば 玄関ー居間ー台所ートイレー洗面所ー 浴室ー廊下ー寝室ーベランダなど 生活動線で 「不安」「辛い」 と感じる場所をまずチェックしてみましょう。 危険はそこにあります。 滑りやすい浴室や、段差のある玄関や部屋の入口など 「不安」「辛い」 と感じる危険な場所の改善から始めていきましょう。 また 生活動線から危険を取り除く視点で 親の家を見た時に気づくのは、 「モノが多いこと」 ではありませんか? 高齢になるとどうしても、 手の届くところにいろんなモノを 積み上げたり並べたり、 長年の蓄積が押入れやタンスだけでなく、 部屋の中に溢れてしまうことも多いですね。 自分でもどうしていいか わからなくなっているかもしれません。 また、脱いだ衣類、買い物してきた袋などを つい床に置いてしまい、それにつまづいて 転んだり骨折することがあります。 資料:東京消防庁 意外にも、階段などの段差ではなく 同一平面上でのつまづきなどによる転倒が 多いということなのです。 資料:東京消防庁 また 一番 怪我が多い場所は「居室」なのです。 「居室」とは居間、キッチン、寝室などをさします。 つまり 生活の中心となる場所をいかに安全にするか? ということになりますね。 ここから本題に入っていくのですが 長くなっちゃったので 次回に続きま~す(^^) お楽しみに❤ スポンサーサイト
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