”音のライブラリー”という選択
2015 / 01 / 18 ( Sun ) 今日は身近なことからの気付きを(^^)
先日、卒寿(90歳)をむかえた母が 「本や新聞を読みたいのに、少し読むと目が疲れてたくさんは読めなくなった。」 と寂しそうに言いました。 大正生まれの母は本や学ぶことが好きでしたが、家庭の事情で思うようにできない時代でした。 それを取り戻すかのように、今でもテレビより活字が好きなのです。 昨年、白内障の手術をして 「すっきりと綺麗に見えるようになった!」と喜んでいたのですが やはり年齢とともに文字を読むことに対する心身の持久力が衰えてきたようです。 高齢になっても好奇心や向学心はとても大切ですね。 何とか気力を持続できる面白そうなものはないかと考えました。 そこで見つけたのが朗読のCD! 童話から文学、論語まであります。 これなら寛ぎながらでも楽しめるかもと、アマゾンで即購入。 ![]() 都会の図書館なら、音のライブラリーで借りることも可能なのでしょうけれど なんせ田舎はそこまで充実していません。 朗読のCDは俳優さんが朗読されてるのもありますが 母の年代にはアナウンサーの語り口が聴きやすいだろうと選びました。 喜んでくれるでしょうか? でもホントは 昨年104歳で亡くなった主人の祖母に、もっと早くこれをプレゼントしたかったんです。 ホントに本が大好きな祖母だったので。 タイミングを逃し、とても残念で悔しかったのです。 高齢になると、今までできたことができないということが除々に増えます。 とても残念ですが、それを自然なことと受け入れつつ 上手に付き合いつつ クオリティ・オブ・ライフ・・・ 人生・生活の質は落とさずに 少しでも心豊かに 安寧に暮らす工夫ができるように 色々な面からのサポートが必要なのだと思いました。 ケア・リフォーム暖家 WEBページはこちら スポンサーサイト
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自立を継続できる環境をつくること。
2015 / 01 / 11 ( Sun ) 昨年の、暮れも押し迫った寒い日。
鹿児島には珍しい雪が舞う午後でした。 骨折の入院から2ヶ月半。手すり取り付けを待って、退院してこられた施主さま。 90歳を超えてもかくしゃくとされ、何でもご自分で決定し、行動し、生活をされていたので、 思うように動けない入院生活がお辛かったようです。 広い家の中外に10箇所の手すりを取り付けさせていただきました。 ![]() 介護保険は自立を助けるためのサポートが目的です。 住宅改修も安全に住みやすくすることが大切ですが、本人の望まない改修は結果として無駄になったり、動きを制限することになったりします。 手すりも材質、形状、取付け位置、角度、高さなど人によって全く違ってきます。 施主様にもサンプルを見ていただき、取付け位置は一時退院の際、確認していただきました。 「使いやすいね、あぁ良かった!」 といっていただき本当に嬉しかったです。 そして新年を迎え、仕事始めから三日目。 再び施主さまよりお声かけ頂き、追加の手すり工事のお話をいただきました。 ありがたいことです。 今年も ”困った”を ”よかった!”に変えていけるように 小さなことから 大きな安心と喜びが生まれますように ひとつひとつ 心を込めて ご提案させていただければと願っています。(*^_^*) ケア・リフォーム暖家 WEBページはこちら |
新年のご挨拶を申し上げます。
2015 / 01 / 04 ( Sun ) 新年明けましておめでとうございます。
新しい年の始まりと共に、新たな気持で綴っていきたいと思います。 ケア・リフォーム暖家は昨年7月に産声をあげ、小さな小さな一歩を踏み出したところです。 今お住みの住居をより安全に、そして心地よい住まいに長く暮らしていただくためのケア・リフォーム。 このブログでは、福祉や介護に関する専門的な知識を元に、皆様のお役にたてる情報やコメントを書いていきたいと思っています。そして、今年もできるだけたくさんの方々にお会いし、お話をさせていただけたら嬉しいです。 どうぞ宜しくお願い致します。m(_ _)m ![]() ケア・リフォーム暖家 WEBページはこちら |
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